薬剤師の中には、認定薬剤師が存在し、認定薬剤師といっても色々な種類の認定薬剤師が存在します。
この制度の認証には、薬剤師認定制度認証機構という機関で制度認証を行っていますが、この機関自体は、13機関設けられていて、この他にも、日本病理薬剤師会などでも認定制度を行っています。
本来薬剤師の免許自体には、更新という制度があるわけではなく、代わりという形でこのように認定薬剤師としての研修を実施して、制度認証を行う機関が、客観的に薬剤師の能力、その他を判断し認証するものであり、これは薬剤師としての精度を証明するために設けられている制度ともいえますし、この制度で認定された場合、研修認定薬剤師として認められたことになります。
要するに免許更新がない薬剤師ですから、薬剤師の資格を取得するとその後は何か法律に反する事をしない限り免許を剥奪される事がないという事になります。
ただし、薬剤師資格があるからと言って、日々医学は進歩し向上しているわけですから、それに対応していかなければ薬剤師として勤まらないという可能性も高いのです。
要するに、この研修認定薬剤師とは、薬剤師が薬剤師として活躍する上での知識を高めていけるもの、知識を更新していけるものということになるのです。
薬剤師も勉強し続けなければ当然薬剤師として続けられるわけはないので、そのためにも研修を設け、薬剤師の知識を更新していくことが重要という事なのです。
資格を得る職業というのは、やはり医師でも看護師でも、教育を受けた知識ばかりでは務まらず、常に勉強をし、知識を高めていかなければついていけないということになりますから、薬剤師もプロと呼ばれる職業のひとつでもあるために、このような制度が設けられ、免許更新をしながら知識を高める努力も必要であるという事なのです。
ただし、常に自分で努力しているとしても免許更新もない薬剤師という職業ですから、このような認証制度を設け、その成果を客観的に認める制度も必要だという事なのです。
要するに、薬剤師さんの努力をおよそ3年ごとに研修を通して客観的に判断し、認定できる薬剤師であるかを判断する制度であり、この制度で認定薬剤師として認められれば、自分の薬剤師としての知識や能力が評価されたという事になりますから、免許更新がないだけに、このような研修を通してプロとしての勉強を続ける事が重要であるという事なのです。
ちなみに薬剤師の研修認定薬剤師制度とは、更新は3年ごとと決められており、最初は4年以内に取得できるものとなります。
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